数年前のこと、とあるアパートに住んでいた時、Y新聞の営業マンがやって来た!
「Y新聞です!新聞とってください、3ヶ月だけでいいです!!」
商品である新聞の説明もなしに、いきなり3ヶ月ってか。
普通、うちの新聞はこう言う記事が得意で・・・
この記事なんか他の新聞では読めませんよ・・・とか。
商品が、あなたにもたらすであろう、メリットをアピールするのが普通であって、
これを読めば、こんな素晴らしい世界が広がります、勉強になり、人生が変わりますよ。
当然、最新のニュースもこう言う切り口で・・・など。
実際の商品価値以上に、”知覚価値”を高めてから、こんな素晴らしい商品が、
月々○○円で届きますよ!と、言うのがセールスの基本でしょう。
それを、商品の説明もなく、いきなり3ヶ月でいいのでとってください。
こんなバカなセールスに私は「いらん!」と言うと。
今、3ヶ月とってくれたら○○の発泡酒1ケースサービスします。
「いらん!」と言うと、今度は、お金は私が払います!!
”ただ”ってか、アホか?こいつ、お前んとこの新聞はゴミ以下か?
自分で商品価値を下げて、下げて、しかも物をくれるって!
あとで聞いたのですが、新聞屋というのは、あるキャンペーンみたいなものがあって、
キャンペーン中に、新規顧客を決まった件数以上契約すれば、それなりの報酬がもらえるらしい。
それを目当てに、こんなとんでもないセールスの仕方をやっている。
目の前の報酬に目がくらんで、見込み客をないがしろにしている。
そうやって、”ただ”でとってくれた客は覚えていて、次のキャンペーンの時に、
また、”ただ”でとってもらえばいい、と。
繰り返し、アホな売り方をしている。
牛乳業界もよく考えたほうがいいと思います。
ああ、そう、読売ジャイアンツの記事が載ってますよ!と言われ、
私は ”いらんわ、阪神ファンやボケ、なめとんのか!!” と言いました。
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